SSブログ

色んな仕事です! [その他]

8月の夏休み中に、

こんなことがありました。


お客様:「スミマセン。

     上の方ら水漏れがしているのですが、

      どうしたらよろしいですか?」

私:「申し訳ございませんが、

   15日まで夏季休業になっておりますので、

    出来ればお客様にて、

上の方にお声をお掛け頂いても宜しいでしょうか?」

  「そして、原因や結果をご連絡下さい。」

お客様:「分かりました。その様にさせて頂きます。」

と、

その後何の連絡も無く、

16日の休み明け初日を迎えました。


で、

16日の日にお客様へご連絡を入れ、

その後の確認を行いました。

私:「休み中にご連絡頂いた『水漏れ』ですが、

  その後は如何ですか?」

お客様:「一応、上の方に確認をしましたが、

     特に何もこぼしていないとの事で、

      また水漏れもすぐに止まったので、

       問題ありませんでした。」

私:「それは、良かったです。」

  「しかし、実際には水漏れがあった訳ですし、

   上の方が『正直』に話したかは不明なので、

   何かありましたら直ぐにご連絡下さい。」

お客様:「分かりました。」


と、

一安心したのでしたが、

1週間後の夜8時半過ぎに、

お客様より一本のお電話がありました。

お客様:「今仕事から帰宅したのですが、

     天井から水が『ボタボタ』たれています。

      至急処理して下さい。」

私:「分かりました。

   今自宅に戻ったところでしたが、

    お客様の家まで近いので、

     業者を手配してから伺います。」

  「また、前回と同じように、

   上の方にも確認をしておいて下さい。」

お客様:「分かりました。」


で、

10分後にお客様宅へ訪問し、

現状を確認しましたが、

『ボタボタ』天井から水が落ちてきています。

そして、

上の方も現在は水漏れをした形跡はなく、

原因が不明ない状況でした。

兎に角、

業者さんが5分後に来ますので、

もう少し待ちましょう。

そして、

業者さんが到着し、

簡単な打合せを行った後、

天井を壊すことにしました。

すると、

水漏れの原因となる場所を特定することは出来たのですが、

これがま最悪なことに、

木造物件なのに、

1階の天井と2階の床の間に、

更にもう一枚の『板とコンクリート』が存在していて、

下の階からは修理をすることは不可能でした。

また、

1階の壁の中で『ポタポタ』と、

水の落ちる音がずっとしていたので、

給水管が原因と言うことも分かりました。


従って、

上の方の協力を得なければならず、

時間を見るとすでに「10時」を回っていて、

上の方も『子供が小さく、時間的に勘弁して下さい。』との事なので、

1階の水漏れ個所に、

「洗面器・バケツ」など受け皿を用意し、

1階のお客様には事情を説明し、

『今晩は、ここで休むことはできませんので、

  近くの宿泊施設へ泊って下さい。』

と、お願いをさせて頂きました。

そして、

気付けば時間は『10時半』でした。


で次の日、

上の方の協力も得られ、

何とか水漏れは止まりましたが、

1階の状況は、

何とも無残な状況でした。



そしてこれからは、

断熱材や石膏ボードなど、

しっかり乾いた状態から、

リフォームを開始しなければなりません。


因って、

費用面ではオーナー業も大変ですが、

私たち不動産業は「サービス業」ですので、

あらゆる状況に応じた対応を行わなくてはいけません。

まぁ、

そこが大変でもありますが、

勉強にもなりますし、

楽しいところでもあります。



nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:住宅

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。